12月1日の早朝から3日後の棟上に向け作業します。
先ほど組んだ、西側の部分をクレーンで持ち上げます。
もう少し詳しい銀さんの図板です。左の赤い四角のところです。
無事に座りました♪倒れないように仮に支えています。
柱と同時に貫きも入れるので傾けながら少しずつ合わせます。
天気もいいです。12月ですが動くと暑いくらいです。
先ほどの部分の反対側が出来上がり、長屋門の門の部分が運ばれます。材料はケヤキで漆仕上げです。
わかるでしょうか、写真左手側の柱は仮置きで傾けています。
レーカー使いの国清さんです。繊細な動きをオペレーターに伝えます。彼は元レッカー乗りだから抜群の指示です♪
名レッカー使いの指示と大工の刻みのお陰で、すんなりと無事に収まりました。
2日目の朝です。霧が濃いし、山の中ですので寒いです。
しかし熱い想いの作業ですので、寒さなど吹き飛びます。
みんなも緊張して見守っています。材料も高いし、手もかかっている材料です。
門の下部もミリ単位の世界です。失敗すればすべてがパーになってしまうので緊張の一瞬です。
だんだん形が見えてきていますが、全て仮の組み合わせです。
墨つけをした「銀さん」も一安堵です。ゆるく墨をつければよいというものでもありませんので本当に緊張の一瞬だったと思います。
いい天気です。私の日頃の行いがよかったのでしょうか?(笑
柱の上にすぐに梁が乗り、その上から桁(けた)でつなぐ構造にしています。