これは胡粉とニカワを混ぜ合わせ固形にしたものです。
ニカワを溶かす湯せんの道具です。彫刻に胡粉を塗るためです。
漆を一回塗った状態です。ケヤキに漆は最高の組み合わせです。
塗り手は有名な彫刻師の有馬白匠要治さんです。ありがとうございます。
湿度はかなり高いです。夜は温度が下がるので電気ストーブも追加します。
外から見るとこんな感じになっています。中に入るには、漆に弱い方はかぶれますので注意が必要です。
塗る材料が沢山あるので、大工の吉田さんも一緒に手伝います。
10月27日:胡粉を塗るテストの写真です。まずニカワを塗り、その上に絹を貼ってまたニカワを塗り、定着させます。
ニカワを湯で溶いたものを湯せんしています。とっくりはご愛嬌の飾りです。
胡粉をニカワで溶いたものです。乳鉢を使い、小さい粉になるまでつぶし、その後ニカワで溶きます。
残念なことに、最近ではペンキを塗る事が多いらしいです。手はかかりますが、自分達で勉強して良いものを仕上げ、後世に引継ぎたいと思います。山賊の社長自らニカワを塗ります。
過去の経験を活かし、自ら見本となり、息子に指導します。
少しずつニカワを接着剤代わりとして塗っていきます。
最近はインターネットがあり便利ですが、本も大事ですね。
反対側からの撮影です。これらは主に門の周りの部材です。
漆を塗るときにはものすごく木肌がきれいなことが重要です。