土と配合する「消石灰」と「にがり」です。しかし物凄い量です(汗)
3台のたらい型ミキサーで土の調合、練りを行いました。
消石灰も入れますのでマスク、ゴーグル、手袋を装備します。
最初に5cmほど土を入れて、藁をひきます。その後また5cm土をいれます。
叩きはじめです。藁が散らばっているように見えますのは隣に土を入れた時への繋ぎとする為です。
叩くコツは上に振り上げ、下ろす時には力を入れない事です。
一番手前が少し土を盛って藁を置いた所、その奥は藁の上に土を置いた所、一番奥は土のレベルを出してから叩いた所です。注目点は手前側です。横割れが無い様に、絶えず藁が横に出ている状態にしています。
休憩後もミキサーは3台がフル稼働しています。たたく人員とのバランスがちょうど良かったです。
規定の水の量はありますが、真砂土の水分が部分的に違うので、左官の手によって微調整します。
バラスの上に5cm土を入れて、藁を引いてまた5cm土を入れて計10cmの土をいれました。叩く事によって半分の5cmの仕上りになりました。この時点で那智石を適量撒き、叩きました。那智石は次回の土間工事の時期を知らせる目安の為です。